House Y

日々の写真はinstagramで綴っています

 

自邸です。

自分の家を建てる、自分の家に住むということを最高の喜びにするため、

3つのことを考え、叶えました。

 

くしくもコロナ禍において、家で過ごす時間が増えるなど住まいを取り巻く環境が変わる中で、これら3つはこれからの住まいに必須のものではないかと思います。

 

1)自分たちの喜びに溢れた空間

 

  自分たちにとって大切なもの、

  朝日や黄昏の彩の光、通り抜ける風、青々と育つ木、

  旅先で集めた小物やアート、二人で読んできた数々の本、

  ゴロゴロ出来る冷たい床、日々の景色を映しこむ金属天井、

  ワインセラーとワイングラスを飾る棚、

  ゆっくり家事のできる家事テーブル、

  皆でパーティーや生け花教室を楽しめるスペース、、、

 

  決して豪邸ではないですが、

  色々な工夫を凝らしてそれらを、妥協なく、丸ごと詰め込んだ

  自分たちにとって唯一無二の喜びに溢れた空間を作りました。

 

 

2)環境とともにある家

 

  環境:《光》・《風》・《緑》・《色》・《人》

  これらを積極的に取り入れることで、

  季節の機微、豊かな変化を感じ、喜びある生活ができると考えています。

  

  そして

 

  環境に開く⇔環境から閉じる

  これらは相反する二つの状態ではなく

  一つの建築の中でうまく共存できる状態です。

 

  私道の先にある、隣が畑で空にひらけた、陽だまりの土地に家を建てました。

  街からの見え方や、袋小路の引き込み方、畑との関係を3Dで綿密に調整し、

 

   そこにある環境が生き生きと関係し合う家を作りました。

 

 

 

3)これからもずっと楽しい家

 

  家は建てて終わりではありません。

  これからの家族の成長、社会の変化に合わせて

  まるで着慣れた部屋着のように、その時の家族にフィットする

  

  そんな家を

  きっちっと決め切らない冗長性のあるスペースや部分が

  その時々の豊かさをもたらすよう

  射程長く計画された家を作りました。